あがり症克服のための3つのポイント

あがり症を克服するには「不安を解消する」、「羞恥心を乗り越える」、「苦手な状況を避けない」ことが大切です。

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苦手な状況に立ち向かってあがり症克服

回避行動が度重なるとあがり症も重くなる

あがり症を克服するためには、苦手な状況をひとつひとつクリアしていく必要がある。

誰でも苦手な状況を避けて過ごしたいものであるが、あがり症の人にとってはその意識が強いものになっているからである。

自分の恐れている状況を避けてしまうことは、ごく自然なことであると思われる。しかし、あがり症の人が、あがってしまう状況から逃げ続けると、あがり症の症状は悪化していく。苦手な状況を避け続けると、その状況はずっと苦手なままになってしまうからである。

苦手な状況を避けることを「回避行動」と言うようであるが、その回避行動には大きく分けて2種類ある。まず、状況からの回避は、あがってしまう状況にあえて身を置かないことを指す。同僚と一緒に食事に行かないとか、パーティーに出席しないなども回避行動の1つであるようである。

また、回避できなかった行動からの逃避、というのも回避行動である。例えば、出席してしまったパーティーで他人とコミュニケーションしないとか、発言しないという行動である。回避行動を繰り返していると、回避行動が習慣化されていき、次の段階では回避行動の度合いがひどくなっていく場合もある。こうなるとあがり症を克服するどころか、症状は増々重くなっていく。

苦手な状況に立ち向かうためには「エクスポージャー法」が有効な手段である。エクスポージャー法は1人でも実践できる方法であるので、試してみると良いだろう。

生活状況を変化させて回避行動に立ち向かう

あがり症を克服するために困難な状況に立ち向かう際、いくつか覚えておかなければならないことがある。まず、置かれている状況に集中することである。その状況に意識を集中し、自分の不安に気をとられないようにする。たとえ、大きな不安を感じていたとしても、他人は恐らくそのことには気づいていないはずだ、ということも頭に入れておきたい。

苦手な状況に立ち向かったあと、些細なことでくよくよと悩まずに、立ち向かうことができたということを誇りに思うことが大切である。その後、次回はどのようにしたら良いのかをじっくり考えよう。

困難な状況に立ち向かう際に同時進行で行っておきたいことは、今の生活を変えてみることである。あがり症を克服する過程で、自分の生活状況を見直し、生活内容を変化させるのだが、具体的にどのようなことをしたら良いのだろう。

例えば、長い期間音信不通であった旧友に電話をしてみる、というのはどうだろうか。また、親しい人を自宅に招いてみたり、買い物をする際に、お店の人と雑談を交わしてみたりしよう。他人の目線を気にせずに、堂々とした態度で歩いてみることも良いだろう。

小さなことの積み重ねが、結果的にあがり症を克服することにつながるようである。どのようなことでも構わないので、実際に行動できるように、具体的に計画してみよう。この時、最初から難しい目標を立てずに、まずは簡単なことから挑戦し、しだいに難しくしていくことが大切である。